スピーカーケーブルを配線する際に取り付け簡単で便利な端子、バナナプラグ。ただ、Yラグに比べて接点面積が小さく、締め付け強度的にも音質的にも優れているのはYラグです。
配線の際にバナナプラグでないと配線できないアンプやスピーカーの場合を除き、当店ではYラグ、もしくは端子をつけない裸線仕様をお薦めしております。
音質の良い順は、
1:裸線仕様
2:Yラグ
3:バナナプラグ
となっております。
裸線が一番音が良いのは、言うまでもないと思います。Yラグを使用するのは、時々付け替えたりするのに裸線を傷付けずに作業するのに適しているからです。裸線は細い単線ですので、何度か付け替えていると折れて長さが短くなってしまいます。当店のお客様は究極の音質を求めるマニアの方が多いので、裸線を選ばれる方が多いです。ただ、一般的には音質の良さと使い勝手を考慮すると、Yラグの方が良いと思いますので、あとはお好みでお選びください。
バナナプラグについては、よくあるのは外れ防止のネジがついていて回すと先端が広がり外れなくなるタイプですが、先端だけしか接点がなく音質も悪いです。
当店のスピーカーケーブルに使用しているバナナプラグは、ドイツのヒルシュマン社製の高音質なものを使用しており、多く出回っているどのバナナプラグよりも高音質で接点面積は大きいですので、安心してバナナプラグでもオーダーください。アンプ側、スピーカー側、どちらもご希望の端子、ご希望の長さで製作しております。
また、収縮チューブは直接端子に触れないように、音質的に影響の少ないテフロンテープを巻いて、その上から収縮チューブをかけています。音質に拘り抜いた完全ハンドメイドによる究極のスピーカーケーブルをご体感ください。