2023年8月21日

バナナプラグ、Yラグの音質について

バナナプラグは、スピーカーケーブルを配線する際に取り付けが簡単で便利なのですが、Yラグに比べてスピーカーターミナルとの接触面積が小さく、音質は若干甘めとなります。接触面積の広さ、締め付けの強度、音質面も優れているのはYラグです。

配線の際にバナナプラグでないと配線できないアンプやスピーカーの場合を除き、当店ではYラグ、もしくは端子をつけない裸線仕様をお薦めしております。

音質の良い順は、
1:裸線仕様
2:Yラグ
3:バナナプラグ
となっております。

裸線が一番音質が良いのは、端子を介していないからです。Yラグを使用するのは、時々付け替えたりする際に裸線を傷付けずに作業するのに適しているからです。裸線は細い単線ですので、何度か付け替えていると折れて長さが短くなってしまいます。

音質の良さと使い勝手を考慮するとYラグが良いと思いますので、あとはお好みでご選択ください。

バナナプラグについては、よくあるのは外れ防止のネジがついていて回すと先端が広がり外れなくなるタイプですが、先端だけしか接点がなく音質的にも良くありません。

当店のスピーカーケーブルに使用しているバナナプラグは、ドイツのヒルシュマン社製の高音質なものを使用しており、多く出回っているどのバナナプラグよりも高音質で接触面積は大きいですので、ご安心の上バナナプラグでもオーダー頂きたいと思います。

アンプ側、スピーカー側、どちらもご希望の端子、ご希望の長さで製作しております。

また、収縮チューブは直接端子に触れないように、音質的に影響の少ないテフロンテープを巻いて、その上から収縮チューブをかけています。音質に拘り抜いた完全ハンドメイドによる究極のスピーカーケーブルをご体感ください。

■こだわりの銀線オーディオケーブル専門店、プレミアケーブルのネットショップはこちらから